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中川 正幸
Journal of Nuclear Science and Technology, 16(12), p.891 - 896, 1979/00
被引用回数:0高速炉用炉定数セットの中で弾性除去断面積は最も精度の劣る量である。これを改善する方法を提案し、実際の炉心組成において、非常に良い精度で求められることを示めした。既に発表した論文において中重核の強い共鳴を持つ核種の、弾性除去断面積に対する遮蔽因子をテーブル化することにより求めた。今回は更にこの強い散乱共鳴によって干渉効果を受ける他の核種に対しても遮蔽因子を与える2つの方法を提案した。これらは簡単であり実際に有効な方法であることが分った。
中川 正幸; 石黒 幸雄; 徳野 幸男*
Journal of Nuclear Science and Technology, 15(4), p.302 - 309, 1978/04
被引用回数:2炉定数セットに用いられる自己遮蔽因子の内、弾性散乱除去断面積に対するものは精度が良くない。ここでは、数値計算に基づいて、ナトリウム、鉄を中心として、精度の良い結果を得たので、従来のもの及びexactなものと比較し、大幅に改良されることを示した。
菊池 康之
Journal of Nuclear Science and Technology, 13(6), p.304 - 314, 1976/06
被引用回数:0少数群群定数を用いて、板状非均質体系を精度良く解析する方法を開発した。主要な点は、実効混合断面積の修正と、弾性除去断面積の補正にある。実効混合断面積の計算に当っては、異なる板の間の相互作用が考慮された。このように求められた実効断面積は、詳細スペクトル計算の値と良く一致する。Na共鳴エネルギー付近において、核軽の弾性除去断面積を、中性子スペクトルを解析的に求めて補正した。この補正により、非均質効果の解析精度が大幅に改善された。多群輸送方程式を解くに当り、核分裂源の繰り返し計算は必要ない事が判明した。
菊池 康之; 桂木 学
JAERI-M 5963, 23 Pages, 1975/01
巨大共鳴散乱付近の衝突密度を解析的に表現する方法を開発した。この方法によると、Naとそれより軽い核との混合物の衝突密度は良く表わされるが、鉄を含む場合には誤差が多い。そこで鉄を含む場合には、通常の1/3近似を用いた。JAERI-Fastセット中の弾性除去断面積を、上述の方法で求めた中性子束を用いて補正した。その結果、補正前は200~300%であった誤差が、高々10%に減少した。Na共鳴の影響は、他の核種の弾性除去断面積にも反映されるようになった。これにより、小数群の群定数(100群以下)の適用範囲が拡大された。
中川 正幸; 高野 秀機; 桂木 学
Journal of Nuclear Science and Technology, 10(7), p.419 - 427, 1973/07
高速実験炉「常陽」のモックアップFCAV-1炉心で測定されたナトリウムボイド実験の解析を行った。実験は主に、単チャンネル及び多チャンネル広領域のものと、中心部分ボイドである。解析にはJAERI70群セットが用いられた。通常の均質2次元拡散計算では、計算値が中心部で実験値の0.6、炉心端で0.88であったが軸方向ストリーミング効果を入れることにより、すべて0.9程度の良い値が得られた。またセル非均質効果としてfluxの空間詳細構造を考慮した。この効果は、炉心中心部で、20%の負の寄与となる。一方炉定数の計算法でボイド効果に影響が大きいと思われる弾性散乱除去断面積の詳細計算を行い、もとのセットと比較検討した。
東稔 達三
Journal of Nuclear Science and Technology, 5(10), p.538 - 541, 1968/00
抄録なし